2006年05月16日

W杯 代表選出とオシム(ジェフ監督)

さて、最低でも年間20試合はJの試合を見ている俺様の
ジーコニッポン評を今日はしてみたい。

っていうか今回J’S GOAL のコメントを見て、改めて

さすが!オシム翁はすごい

って思った。(多分サッカー好きしか知らないと思うのでWikipedia貼ります)


オシム.jpg

Q:巻選手がワールドカップのメンバーに選ばれましたが、感想を教えてください。

「私は次の(ナビスコカップの)新潟戦のことを考えています。それが私の仕事ですから」

Q:すみません。でも、なんとかお願いできますか?

「いや、こちらが謝りますけど、それが現実ですから。代表について、私が話すことはありません。私は皆さんと同じように日本を応援している立場ですから。まだ大会は始まっていませんし、そこに巻が選ばれて、その代表がどういうプレーをするかどうかもわかりません。


(中略)

さてここからだが


(会見が終わるところだったが)
今度は私のほうから言いたいことがあります。まず、阿部(勇樹)が選ばれないことに対して、私はすごく残念です。阿部というのは本当にいろいろなポジションができる選手です。ただ、一つ良かったことは、まだ彼には時間があるということです。だからこそ、ここに集まっている人たちに、逆に選ばれなかった選手たちのことを少し考えてもらいたいと思います。私も少し歳を取っているので、それぐらいのことは言わせてください。(千葉や日本代表は)巻だけで成り立っているわけではないのですよ。阿部という選手もいて成り立っているわけですから。

(日本代表では)本山(鹿島)や久保(横浜FM)や大久保(マジョルカ)、阿部もそうですけど、ちゃんとビジョンを持った多くの選手も選ばれていないわけです。私も(旧ユーゴスラビアで)代表監督だったので、ジーコ監督の気持ちもわかりますし、ジーコ監督も人間的に(選手選考は)すごく難しかったと思います。全ての人間が満足するような選び方はできないわけです。そして、まだこれからも次のワールドカップもありますし、アジアカップやいろいろな大会があります。そのなかでまた選ばれる人間と選ばれない人間が出てくるわけですから、そういうことをしっかり把握して伝えてほしいと思っています」



この言葉だけを単に見れば「ただの阿部(別名アベッカムとも言われるオールラウンドプレーヤー)を高評価しているあるクラブチームの監督のコメント」ということになるのだろうが、これをオシム翁が言うから奥が深い。普段「姉崎」のジェフの練習場なんて頼んでも見に来ないくせに「サプライズ人事」とかで一気に「マスゴミ」が群がる様子を見て、、たまたま「ジーコ」の構想から外れただけの「阿部」の心中を全く考慮に入れないでバカ騒ぎする連中に、斜に構えながら彼独特のアイロニー的言いまわして答えるところはさすがだ。

ご存知かどうかはわからないが翁の普段のコメントは

オシム語録


としてあまりにも有名だ。

少し例を挙げると


2004年11月23日 朝日新聞朝刊「オシムの提言」より

誰かを「不要だ」などと言う人間は、いつか自分もそういう立場に陥るようになる。人生とはそういうものだ。その時、自分はどう感じるか、考えてみるがいい。ただ中田英を含めた、海外組に一つ、注文がある。外国のリーグやクラブで見たこと、聞いたことを自分の中で消化するだけではなく、母国に持ち帰って広めるべきだ。そういう先駆者の自覚と行動も、日本サッカーの質を上げる原動力の一つだから。



2004年9月23日 大分戦試合後会見にて2「林選手について」(現京都)

彼は自分の人生、サッカーをロマンチックにとらえすぎている。フランス語でボエムという言葉をご存知だろうか。他の人とは違ったことをやって、興味を持たせようとする人のことをいう。何が起こっても自分には関係ない顔をするが、才能はある。しかし、他の人も同じ才能を持っていることを気づいていない。でも、私はボエムが好きなんだけどね。本題から外れるので、このへんでやめておくよ。


2004年11月20日 神戸戦後の会見にて「どういう形でモチベーションを上げたのか

まずいいたいのは、ウチが優勝を狙えるチームだとは思わないし、少なくとも私は狙っていなかった。別に夢を見るのは構わないけどね。どういう形で上げた? 答えは簡単で、モチベーションを持っている人間を起用するだけだ。確かにケガ人が出たことでチャンスをつかんだ面もあるが、要田や芳賀、あるいは若手選手が、今、モチベーションを持たなくてどうするのか。そういったチャンスを生かさない人間なら、サッカーをやめたほうがいい。


たまたま2004年のものをピックアップしたが、この他にも挙げれば枚挙に暇がない。


もう一つ2005年6月11日に日本代表のW杯出場についてコメントを求められた時の語録を載せておく。


「飛行機がもう少し早く飛ぶ時代になれば、南米とヨーロッパと日本が近づいてもっと発展できるのではないか」

「正直に答えれば、しっかりとした結果のためのサッカーをした。その意味では素晴らしいプレーだった。それはすごい資質で、必要なことをやったわけだから。この2試合はとても大切な試合で、ものすごく賢くプレーしたと思う。
結果を出したわけだが、メンバーの構成をみれば、ガチガチに守るようなチームではない。有名で、経験のある選手、チームとしてボールを動かせる選手をグラウンドに立たせながら、確実な結果を出した。ものすごく賢くやったと思う。あとは、高原、久保のケガが治れば、さらにいいチームになるだろう。日本のサッカーがこれから発展していく大きな機会を得たと思う。
 ポジティブに考えて、これからワールドカップまでの1年間、またその後の数年に対して、これから発展できるシチュエーションを得た。それは全員にとっていいことだよね。飛行機がもう少し早く飛ぶ時代になれば、南米とヨーロッパと日本が近づいてもっと発展できるのではないか。


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posted by ぼやきんぐ at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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